5月4日ゴールデンウイークも後半、毎年恒例の登山同好会春山キャンプが最高の天気の中、行なわれた。加賀方面、とある川沿いの林道を車でひたすら上流を目指し、山菜が簡単に採れる場所がキャンプ地点。当然キャンプ場ではなく、林道の少し広くなった所がキャンプサイト。未舗装の荒れ果てた林道は走行する車もほとんど無く、たまに走る車は山菜採りか渓流釣り。今年は昨年の数多い台風襲来の影響か?今年の冬の大雪の影響か?例年以上に道が荒れていた。落石に倒木!倒木は崖の上から根っこごと滑り落ちてきて、道路を塞いでいる。大きな木だとなかなか車を通せない。道路の崩落はもっと厄介だ。路肩が弱くなっている状態で車が通ったとき崩落がすすめば谷底だ!


本日唯一の一匹、痩せこけ岩魚




空の青さと流れの輝きに目がしみる

ニリンソウの花が盛りでした!

 何とか命がけで目的地少し手前に到着(本当の目的地の手前に大きな倒木があり通行断念)一刻も早くそれぞれ山菜採りや渓流釣りに行きたくて、到着後直ぐにテントの設営。設営後ビールで軽く乾杯しそれぞれの目的の場所へ。
 私は一人で渓流を目指し林道を歩く。15分ほどで目指す枝沢に着いたが、一瞬その場に立ち尽くした。枝沢の入り口にバイクが一台止まっていたのだ。バイクだと落石、倒木、道の崩落なんのその!「まあゴールデンウイークだからこんなもんでしょ」と自分に言い聞かせ、つぎに打つ手を考える。「本流を釣ろうか。でも水量が多いし、下降ルートが難しい」「そういえば2名が車で下流方向に戻り近くの山を登山すると言っていた。その車に便乗し下流の枝沢を釣ろう」膳は急げで、来た道を駆け足で戻る。車が出発しようとした寸前に捕まえ、下流まで便乗。



ヤマルリソウ、青い小さな花でした
(情報提供KICIROWさん)


新緑が気持ち良いです!
岩魚を釣るには少々水量が多くて苦労しました

 やはり下流の枝沢もゴールデンウイーク、アタリすらない。渓相は私好みで良いのだが、如何せん直ぐ横を林道が走っていて誰にでも入渓し易い。大きな堰堤が現れ、そこで断念。「これ以上進んでも帰りが大変。歩いてキャンプ地点まで戻らなくてはならないのだから」と本流に戻り少し竿を出す。そこで小さくて痩せ細った岩魚を一匹釣り上げ納竿。不完全燃焼だが仕方が無い。
 キャンプ地点まで重い足を引きずりながら1時間以上歩いた。でも所々にヤマブキや色んな花が咲いていて、それを楽しみながらシャッターを押した。
 午後3時半キャンプ地点に到着。既に皆さん焚き火を囲み盛り上がっています。残念な釣果を報告し急いで着替えをして宴会に参加。山菜の天婦羅や猪の焼肉が空腹の胃の中へ次々に消えていく。「美味い!ウドやアザミの天婦羅のサクサク感が堪らない。少し硬いが猪肉の濃厚な味が堪らない。」次にお餅の天婦羅を揚げる。お餅は焼くより天婦羅のほうが勝負が早く、我々のキャンプでは定番メニュー。これを食べると直ぐにお腹は満腹状態!
 


ウツギは白くて可憐な花です。


ハルユキノシタは秋のダイモンジソウに似ています



テントウ虫の赤色は緑の葉の上で目立ちますね!

 日暮れが近づくと小鳥たちのさえずりが、いっそう騒がしくなった。騒がしいと言っても聞く分には心地よい。朝の小鳥たちのさえずりは当たり前だが、夕方はそれ以上かも知れないし、これも山の中で一泊しなくては分からない事。私は釣りの疲れかアルコールの影響か、ウトウトし始める。少し目が覚め皆の会話に口を挟み、またウトウト…。この覚醒している時間が極楽極楽。暗くなり焚き火も一段と大きくし明かりと暖をとる。満天の星空で感動ものだが、放射冷却で5月でも寒く、焚き火が有り難い。取り留めの無い話が11時ごろまで続き、その後寝袋に潜り込む。
 翌朝は5時前にいつものように私が最初に起き出し、一人でお餅を焼いて朝食。朝のひんやりとした空気と小鳥のさえずり、眩しい朝日が気持ち良い!それから暫くし皆も起き出し後ろ髪を引かれつつ下界に戻った!
 



カタクリの花がまだ咲いていました




トンネルを抜けると益々林道が荒れてました


キャンプの夜は焚き火宴会



朝から御餅を食べました。お陰で胃が重い!

朝日に照らされる緑が気持ち良い!