毎年7月の最終土日に、私の所属する登山同好会では北アルプスのどこかの山に登っている。今年は7月の28日が悪天候だったため、8月18日に延期となった。今年は立山三山。ケーブルカー乗り場がある立山駅に着いた頃には、何か不穏な空模様に…。


 ケーブルカー高原バスと乗り継ぎ室堂に到着すると、そこは2450mかなりの涼しさ。私はこの涼しさと、今後の空模様が気になったのでレインウェアーの上だけ着込み室堂を後にした。みくりが池付近でオコジョを発見。人馴れしているのか近くに寄ってきたり、逃げたり愛嬌たっぷり。でも上手くデジカメに納め切れませんでした。


 折角乗り物に乗って室堂に来たのに、地獄谷に向かってドンドン高度を下げていく。勿体ないことこの上なし。下った分は確実に登らなければならない(汗


 硫黄の臭いと湯気と木々が生えていないモノトーンな世界はまさに地獄谷。視界の中に歩いている人が居なかったら、昼でも怖いかもしれませんね。


 地獄谷を過ぎ雷鳥平に着いた頃にはポツリポツリと雨が…。レインウェアーの下も履いていよいよ登りが始まる。至る所にチングルマの花が終わった後の綿毛を目にする。8月も半ば過ぎ。高山植物も終了間際か?


 ウサギギク。登り始めると高山植物が…。総勢17名の大部隊の最後尾で花の撮影。見る見るうちに差が開く。


 クルマユリ。ユリの花って艶やかですね!


 高度を上げるとチングルマの花が沢山ありました。雨が降っているので撮影も大変でした。防水カメラが羨ましいですよ。


 イワカガミ。群生しているのを撮りたかったのですが、ポツリポツリでした。


 私は初めて見ました。ピンクのチングルマ。そういえば白いチングルマも何処と無く薄っすらピンクですね。


 この紫色の花は何でしょうか?真正面過ぎて分からないですね。


 ヒナコゴメグサ。沢山群生してました。


 午後1時、ガスの中をへとへとになりながらやっと着いた剣御前小屋。玄関先で焼肉パーティーです。17名の胃袋を満足させる肉と、焼きソバとプライパンを持って登ってくれた若者に感謝感謝!


 剣御前を後にし別山(2874m)を目指す。


 トウヤクリンドウ。まだ咲いているのが見当たりませんでした。悔しいので蕾を激写!


 別山到着。相変わらず剣岳見えませんね。目の前にあるはずなのですが。


 今年の冬は我々が住む里では雪が非常に少なかったですが、標高の高いところではたっぷり積もったようです。例年より雪渓が多いようです。


 イワギキョウ。

 今夜のお宿、内蔵助山荘は目の前。


 山荘に荷物を降ろし暫し休息の後、空が晴れているのに気付き大急ぎで外へ。


 後立山方面が良く見える。明日見えるはずの御来光が昇る目印の山、鹿島槍を確認する。


 これは針ノ木岳でしょうか?この山の右側に富士山が見えると山小屋のご主人に教えて頂いた。


 相変わらず剣岳方面はガスで見えない。時折剣岳の下部が見えたが…。


 翌朝御来光を撮るため午前4時に起床。後立山方向が赤く染まり始めていたので。期待でワクワクし始めた。寒さ対策のためレインウェアーを着込みヘッドランプを付け忍び足で外へ。


 外に出ると一面ガスが掛かっていた。夕べ満天の星空だったのに…。昨晩確認した魚津方面の街明かりと、能登半島のシルエットとの共演が素晴らしかったのに、今はガスの海の中…。こんな事なら昨晩頑張って撮っておくべきだった(涙


 後立山方面は時々赤く染まるのだが、それも一瞬。三脚上のデジカメのシャッターを押し2秒のセルフタイマーを待っている内にガスの海。もちろん剣岳なんて見えるはずも無し(涙
 日の出の5時まで粘ってみるが今日は天の神様もご機嫌斜めのようで、諦める事に!


 朝食を済まし部屋でくつろいでいると、「富士山が見える」の声に慌てて窓際へ!今日は運が良いですね?想像していたよりも大きく見えました。日本一の富士の山!


 今日はこれから良い天気なのか?


 しかし山小屋を後にしたときにはガスの中。しかも強い風が吹き荒れる。最後尾の私は前方の人が濃いガスの中に消えると、不安が…。不安を抱えながら、また疲れきって富士ノ折立(2999m)に到着。時折青空が!


 これは槍ヶ岳ではありません(笑


 ガスの切れ間から黒部湖が見えます。


 富士ノ折立を後にし本日の最高峰大汝山(3015m)


 これが大汝山最高ポイント!


 高山植物は何でこんな厳しい環境で生きているのでしょか?でも可憐で、控えめで、愛おしいですよね。


 大汝山から雄山行く途中、晴れて槍ヶ岳が見えました。尖がったピークは絵になりますね。でも依然と剣岳はガスの中です。槍ヶ岳よりずっと魅力的なのですが。
 


 槍ヶ岳の反対方向の眼下に室堂が見えました。みくりが池に昨日登った登山道も確認できます。


 雄山神社より!


 500円の拝観料を納めて初めて雄山神社3003mポイントに到達出来るんですよ!「貴方が座っているその石が一番高い3003mですよ」って毎回神主さんが登山者を笑わせれくれます(笑


 丁度ヘリが物資を運んでくる場面に出くわしました。お名残惜しいですが、いよいよこれから下山です。


 一ノ越でお昼を済まし、室堂に帰るメンバーと浄土山に登るメンバーとここで暫しのお別れ。私はもちろん根性無しですから室堂へ。途中観光用に移植したのか沢山のチングルマを見ました。最後はミヤマキンバイの群生画像を。

 

Home 番外Top