年が明け風邪を引きズルズルといつまでも治らず体調不良が長引いた。おまけに雪もここ最近無いくらい積もり山遊びから足が遠のいていた。
 1月24日(日) なんとか風邪も治り体調も戻気味で山遊びの虫もそろそろ騒ぎ始めていたが、天気が悪そうだったので今日はゆっくり目覚め。新聞を取り、テレビを点け、カーテンを開けると予報に反しなんだか良い天気。天気予報を確認しても今日は安定した一日のようだ。





 青空が見えたら気分がソワソワ。「これは何処かに行かなければ!」自分の中に訳の分からない使命感が芽生えてくる。取りあえず山道具を車に積んでコンビニに寄り近場の高尾山に向かう。昨年は旧江戸村まで除雪してあったが今日はどうだろうか?車のスタッドレスタイヤが限界にきており林道で多少でも積雪があると走行が難しい。





 昨日の積雪だろうか?薄っすらと雪が積もった林道をタイヤを空回りさせながら上へ上へ進ませる。先行車のタイヤ跡のお陰でなんとか旧江戸村に到着。駐車場には車が1台。既に人影が無くこの先高尾山登山口方向に延々と雪の上に足跡が続いていた。AM9:30こちらもスノーシューを履き後を追う。先行者はカンジキのようだが1人なのか2人なのかよく分からない。50分でやっと登山口に到着。先行者は依然確認できない。かなり早い時間に出発したのだろうか。




 登山道に入り傾斜がきつくなると先行者のトレースに一層有難味が湧いてくる。夏道に拘らないショートカットのコース取りによって、先行者はこの山を熟知していると方と想像ができた。






 まん丸な山の形がなんだか可愛らしいです。







 天気が良いと白い雪と影のコントラストが綺麗ですね。










 

 先行者のトレースを追って更に進んでいくと足跡が迷走し始める。初めは一人かと思っていたが二人以上居そうだ。でも何でこんなに迷走しているのだろうか?ひょっとして猟友会の方だろうかと?単に新雪の上を楽しんで踊るように歩いているのだろうか?と想像しながら追っていくと、やがて答えが見えてきた。





 白い雪の上に乾燥したキノコの欠片が散らばっていた。どうやらキノコ狩りのようだ。しかも真冬のキノコ狩り。暫くするとキノコがイッパイ詰まったスーパーの袋がデポしてあった。これで納得。やがて足跡は登山道を大きく外れ私の知っているキノコポイントに向かっていった。これから先は私独りのラッセルとなる。





 しかし目の前にヒラタケが現れると、そのままにしておけない悲しい性。まあ今晩の鍋料理分ぐらいは採取しようと足を止める。デジカメで撮影しザックを下ろしキノコを入れる。歩き出して暫くするとまたヒラタケが目に入る。またまたデジカメで撮影しザックを下ろしキノコを入れる。何度かこのパターンを繰り返し少しも前に進まない。これでは駄目だと、なるべく木を見ないように頂上へとスノーシューを向ける。




 ヒラタケは完全に凍り付いていて上手に木から外さないとボロボロと崩れてしまう。ナメコもほんの少し採取できて大満足!






 これは熊の爪跡でしょうか?







 タムシバも寒い中、春の準備をしているようです。







 医王山も今日は綺麗に見えますね。







 サンカ杉までやっと辿り着きましたが、頂上までまだ距離がありますね。独りラッセルは本当に体力が消耗します。お昼の12時も過ぎましたから、ここらで引き返そうかと迷っていたとき……救世主現る!













 マメさんという方が私に代わり先頭を進んでくれたのである。うしろから見ているとそれはそれはパワフルなラッセルでした。頂上付近で後からゆっくり登ってくる私を待って、私を先に頂上を踏ませてくれるような紳士的な方でした。私自身はそんな事には全然拘りは無いのですが…。





 頂上でマメさんと暫し楽しい会話。すると共通の知り合いが居たりして世の中って結構狭いですよね。軽い食事を取りながらいろいろ話を窺っていると、私なんか足元にも及ばない正統派登山家のようでした。しかも源流釣りの経験もあって、おおいに話が盛り上がりましたよ。





 医王山と影へぼつり師!







 この先を進めばまだまだキノコが採れそうです!







 達成感と適度の疲労、天気が良くて楽しい会話。有意義な一日になりました。







 お名残惜しいですがもうそろそろ来た道を戻りますか!
 途中先行していたキノコ狩りの方に出会う。やはり2名で採取したキノコが大きなザック満杯とそれに入りきれない分を土嚢袋に詰め雪の上を引きずってましたよ。こちらもパワフルですね。
 PM3:00無事下山。マメさんに別れを告げ家路についた。


 

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