確か今月初め雪が降り、「4月なのに春が来るのだろうか?」と思いながら福井の護摩堂山まで新雪の上を歩いたはずだ。ところがその翌週から急激に暖かくなり、硬かった桜の蕾も1週間ほどであっと言う間に満開になった。先週今シーズン初めての渓流へ出掛けたが拍子抜けするほど雪が無く、今年は大雪だったのに春が駆け足でやってきたようだ!




 4月21日(土)まだ薄暗い中、近場の渓流の車止めに到着。車から降り釣り仕度をしている内に段々夜が明けてくる。







 殆どの渓流は車止めから暫くの間は竿はピクリともしない。普段は40分ほど歩いてから竿を出すのだが、雪解けで水量が増えどの場所でも良さそうなポイントに思え誘惑に負け早々と竿を出す。






 スノーブリッジを恐る恐る越えたところで模様の薄い岩魚を1匹を釣り上げる。先週釣り上げたチビッ子岩魚と比べたらマズマズなサイズ。






 昨年の秋大物を釣り逃がした淵で期待を膨らませ竿を出す。餌にこの川ですくったヘビトンボの幼虫を付ける。これも昨年の話だがこの大きな餌で尺岩魚を釣った。餌にある程度の重みがあるので落ち込みの白い泡の下にジッとしている大物に対しアピール度が大きい。





 初めは小さいアタリがあり十分餌を食い込ませアワセを入れる。予想通り大物がきた!昨年同様場所的に取り込みが難しい。逸る気持ちを抑えながらジックリと岩魚の体力の消耗を図り、水面に浮かせ空気を吸わせる。「大きい尺岩魚間違いなし」下流の落ち込みへ逃げようとする尺岩魚を竿を立て阻止し、徐々にこちらに近づける。





 チョウチン仕掛けのため竿を畳みながらゆっくり尺岩魚をこちらに近づける。後1m…、玉網を水面に差し出し取り込みの準備OK。最後尺岩魚を玉網に入れるため力を入れ竿を立てると穂先が折れた。






 昨年同様暫く呆然と尺岩魚が逃げた淵を眺める。正気に戻り流れの中を浮き沈みしている穂先にそっと手を伸ばすが、一瞬尺岩魚の重みを感じた後返しの無い針を振り切りジエンド。その後同じ淵でかなり見劣りする岩魚を釣り上げた。













 一箇所スノーブリッジを通過しただけでその後、際どい場所は無かった。







 遥か向こうに残雪時だからこそ林道が確認できた。この沢を詰めてあの林道まで辿り着くには今の残雪時か、木の葉が全て落ちた晩秋の頃だと以前この沢で出合った沢屋さんに聞いたことがある。






 一度沢を詰めるというよりも何処まで岩魚が居るのか調べるために、魚止めの滝上を登り先を進もうとしたが蟻の門渡りというかナイフエッジというか少し進んだ所で怖くて断念。ほんの短い距離ですが高所恐怖症ですから仕方ないですね!





 先週は天気も悪くキクザキイチゲも全て花びらをすぼめ下を向いていましたが今日は満開です!







 魚止めの滝での最高の1匹!







 針に掛け水面浮かせ魚体を見たとき「今日この大物を逃がしたらお仕舞いだ!立ち直れない」と余計な事を考えながら尺岩魚とやり取りをする。






 流れから抜き出し陸に上げ電光石火で玉網へ…!







 メジャーで計ると34cm!最後に動物愛護団体からクレームが付くかもしれないニギニギ画像を撮って流れに戻って頂いた!













 同じ滝壺で二匹目のドジョウを狙ったが残念ながら二匹目のチビッ子岩魚だった!







 先ほどと全然顔付きが違いますね!







 浅い滝壺ですが大物が住んでいるんですね。







 この滝上にも岩魚は居るのですが、早起きして疲れたので今日はここで納竿です。画像を撮りながらゆっくり下山です!






 スノーブリッジの入り口。暗くて洞穴のようです。







 ムラサキのキクザキイチゲ。







 エンレイソウです。







 まだ花が開いていないコシノコバイモ。
 今日は尺岩魚を釣り逃がし竿を折り最後に玉網を落としてきましたが、34cmの岩魚を釣り上げたお陰でウキウキ気分で釣行を終えることが出来ました!

 

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