8月中はメジロ虻が大量発生するので滅多に渓流に行く事はない。この暑さでどこをどう思考回路が狂ったのか8月26日(日)午前5時半には渓流の車止めに居た。車から降りた途端メジロ虻からの攻撃にあう。虫除けスプレーをこれでもかというぐらい体に塗り込む。お陰で口の中まで薬品ポイ味がした(笑)車の中にメジロ虻を2〜3匹残したまま川に向かう。こんなに暑いと岩魚もジッとしていてナカナカ釣れない。頼みの綱はここ最近誰も岩魚釣りに来ていないだろうという事のみ!



 川に着くと予想以上の渇水状態。ここ最近雨が降ってませんからね。それに毎日30℃越えの灼熱地獄!岩魚の方は期待薄ですね。まあ30分ぐらい竿を出さずに上流を目指しますかと、歩き始めたのはイイのですが夏バテなのか?薬の副作用なのか?病気のせいなのか?大して険しくも無い渓流なのに心臓バクバク…。





 フラフラになりながらも遡行30分後、餌を掬ったりテンカラ竿を振り回したりしながら更に上流を目指す。







 インチキ毛鉤に諦めをつけ、今度は玉網で掬ったばかりの新鮮な餌を付けて餌釣りです。おっ!早速コトコトとアタリが竿先から伝わってきます。ここで逃したら今日は岩魚と会えないかも知れないと、真剣なやり取りの後少し小さ目の岩魚を釣り上げる。たとえ小さくても今日はこれで最後かも知れませんからね、イッパイ撮影します!





 遡り始めてから1時間ほどで今年の早春時に尺岩魚を釣り逃がしたポイントに着いた。大きな岩に姿を隠しながら先ずは小さな淵の手前、自分に近い位置に餌を落とす。次に向こうの岩がえぐれた場所に餌を落とす。残念ながら竿先に反応無し。最後に落ち込み直下の白く泡立つ核心部に餌を落とすと糸が止まった!





 完全に餌を咥えさせるまで慎重にやり取り。糸を少し送ったり、そ〜っと糸にテンション加えたり。竿先がグッと引き込まれたときにアワセを入れる。「大きい!」チョウチン仕掛けのため大物になると取り込みが難しい。回りは岩に囲まれていて抜き上げる場所が無い。春先の時は竿をたたみながら玉網に入れようとして最後に竿先が折れてTheEnd。





 水面に姿を現した岩魚を目の当たりにすると更に心臓の鼓動が激しくなる。玉網を手にして出来るだけそっと竿をゆっくりたたむ。グッと左腕を伸ばし玉網に岩魚を納めた!






 果たして春先に釣り落とした岩魚かどうかは分かりませんが嬉しさが込上げてきます。真剣に息を止めながら撮影していると左手小指に痛みが!あれほど警戒していたメジロ虻に咬まれました。






 散々撮影した後メジャーで体長を測り、最後に大物を釣り上げたときの決めポーズ!そうそう体長は31cmでした!















 気が付けばかなり気温が高くなってきてます。今日も暑い一日になるんでしょうね!







 最後の魚止めの滝まではまだまだ先がありますが、熱中症対策で早めに帰ろうと思います。先程の落ち込みから少し上流にまた小さな滝があります。水が落ちた後一旦水が岩の下に流れ込むような複雑な流れ。全体が岩に囲まれ薄暗く少し不気味な場所だ!





 一段高い滑床へ流木につかまり水に全身濡れないようにクリア!そのまま姿勢を低く保ち、竿をそ〜っと延ばして暗い穴蔵のような落ち込みの中へ。






 またもや大きなアタリが竿先から伝わってきた!竿先が大きくしなってアワセを入れる。水面から姿を現した岩魚の大きさでまたも心臓の鼓動が早くなる。しかし目の前に倒木が邪魔をして取り込みが難しい。竿をたたみながら玉網を持った左手を思いっきり伸ばし、何とか玉網に納める事が出来た!





 周りが岩に囲まれて天気がイイのに光が少ないので、デジカメのISO感度を200に引き上げる。よく見ると野鳥とでも戦ったのか身体に大きな傷があった。






 ジックリと岩魚を眺める!







 よく眺めると反対側にも傷がある。今まで生きてきたなかでいろんな事があったのだろう。







 充分撮影した後、体長を測定し大物岩魚の握握決めポーズは今回パスしてリリースする。リリース後も疲れ果てたのか呆然とその場でたたずむ岩魚。数秒後には我に返り落ち込み方向に逃げていった!そうそう体長は先程と同じく31cmだった。滅多に無い一日で尺物2匹です。





 苔むした岩肌が何故か心を落ち着かせてくれます。
















 マイナスイオンがイッパイですね!







 この落ち込みで最初の尺岩魚を釣りました!さあ名残惜しいですが下山です。既に気温はかなり高くなった感じです。






 なかなか素早くて画像に納められないカワトンボをズームを目イッパイ望遠側にして撮影。欲を言えばバックが川であって欲しかったです。こういった写真を上手く撮る方は、自分自身が岩と化し粘り強く撮るのでしょうか?






 トリカブトの花の蕾。もう暫くすると紫色のトリカブトになります。







 まだツリフネソウはあまり咲いていません。これももう暫くすると辺り一面ツリフネソウになります。







 シシウドを下から撮影するのはよくあるパターン。欲を言えばもう少し元気の良いシシウドであって欲しかった!







  緑で癒されます!







 ヤマトシジミが川砂の上の鳥の糞に群がってます。鳥の糞て栄養があるのかな?







 先程のより活きのいいシシウド!幾何学模様のようですね。







 渓流釣りも山登りも帰ってきて自分の車が見えると、どこかホッとしますね。まあホッとするというより「もう歩かないで済む」という気持ちかな?
 今日は虻と暑さとの戦いのような渓流釣りでしたが、尺岩魚が2匹釣れて最高でした!

 

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