2003 今年初めての岩魚釣行



 その年初めての岩魚釣行ともなると、前の晩なかなか寝付けなくて、まるで小学生の「運動会」か「遠足」の前の晩状態になる。寝不足のまま釣り場に着き、始めの内は「ウキウキ」と釣りを楽しんでいるが、帰る頃は「バテバテ」!
 今年の初岩魚釣行は現地に着くまでに「バテバテ」(気持ちが)だったかもしれない。
 4月27日、会社の登山同好会のメンバーで、山菜採りと岩魚釣りのキャンプに出掛けた。昨年も同じ時期同じ場所でキャンプをしたが、今年はなんと総勢12名という大人数だ!午前7時工場に集合し、大量の荷物を車に積み「いざ山奥へ」と最初の内は快調に車を走らせていた。ガタガタの林道をゆっくり進んでいると、なんと道の真中に岩がとうせんぼ!
数人で岩を押してみるがびくともしない。それからいろいろ試してはみたが上手くいかない。そこで車のジャッキを使い数センチずつ動かし、やっとのことで脱出。さらにそんな岩がもう一度出現。そんなこんなで現場に着いたのが午前10時ごろ。直ぐに釣りの身支度をし、側の藪沢に入る。今年も釣りは自分一人だけで、残りのメンバーで山菜採り。私のノルマは20匹。
 昨年は入渓して直ぐに大きなスノーブリッヂが有り、その上を恐る恐る渡ったが今年はそんな気配も無い。その場所から竿を出す事にした。すると一投目からコトコトとアタリが!「これは幸先が良い」と思った。今年購入した少し軟らかめの竿が、かなりしなった。「よし!岩魚が針にのった」と感じ、あわせを入れた。竿がバネのように元に戻る!「しまった」 
 幸先が良いと思ったのは何だったのだろう!それからはピタリとアタリも無く、ようやく一匹目を手にしたのは30分も過ぎた頃だろうか。その年の初めての一匹は20cmそこそこだが何とも言えず嬉しく、玉網に入れデジカメで画像を撮り、暫く眺めていた。それからもなかなか釣れない状態が続く。雪の上を歩いていた時、人間の足跡を見つけた。まあ熊の足跡でなくて良かったが。
 1〜2日中に入渓している感じがする。午後1時ごろまで釣り上がり3mほどの滝に着いた。ここまでに5匹の釣果。20〜25cmの食べ頃サイズ!滝の上に登るか、帰るか少し悩んだ据え、まだテントも張っていない事を思い出し、帰ることに決定。ノルマにはとても及ばなかったが、久々に自然を満喫し、満足満足!