9月18日登山同好会のメンバーで中秋の名月を見ながら焚き火宴会をするという、風流な企画のため源流を目指す事になった。天気予報では今日明日共に良い天気。絶好の野宿日和の筈であった。集合場所に午前5時半に到着。その後1台の車に乗り合い、進めるだけ進んで車を乗り捨てた。そこから30分歩くと目的の川の下流に到着。私にとってこの川は2年振り。この先テン場予定地まで約2時間半、人工物を一切目にしない源流域を目指す。上流へは川通しではなく仙道を進む。これが途中かなり高いポイントを通り、かなり慎重に進むことを余儀なくされる。所々ロープが張ってあるがあまり良い気分ではない。


下が丸見えの吊橋を恐る恐る






危険な場所にはロープが

鬱蒼とした草むらの中を進む。目的地はまだまだ遠い!




初めに釣れた20cmほどの岩魚


尺物が5〜6匹は釣れると言う話しでしたが…
 やっとの思い出テン場に到着。途中猟友会のメンバー2名に出会い、内1名がテン場まで同行し早速テン場まで無事到着した事に対し乾杯!猟友会の方も岩魚釣りで上流に向かうとの事で、私と釣り場を割り振りしたところで出発。もう少し休んで居たかったが、私も負けじとテン場を出発。するとテン場の目の前でアタリがあった。これは幸先が良いとアワセを入れると、20cmほどの小さな岩魚が宙を舞って自動リリース!先程の猟友会の方は「この場所からは先は尺のもが5〜6匹は釣れるはず」との言葉を思い出し、逃がした岩魚を残念に思う気持ちも無かった。しかしそれから上流に進んでも20cmほどの岩魚1匹釣り上げただけで、そのほかアタリすらなかった。


ミョウガの花、神秘的な感じの花でした。



アキギリの花

2年ぶりの3段の滝。大物が釣れる筈でしたが…

 やがて先行していた猟友会の方が戻ってきて、「最近釣り人が入ってる。新しい足跡があった」と岩魚が1匹だけ入ったジャンジャンを持って帰って行った。足跡を見る専門家の話だから間違いない。私は釣りを諦め2年振りの3段の滝を画像に収め、テン場に引き返した。
 テン場に戻ると皆さん既に大盛り上がりで、釣れなかった事を報告すると「明日は早く起きて3段の滝の上に釣りに行こう」という話になった。釣り場までは約1時間半。明日の帰りが思いやられる!
 明日が早いので8時の就寝。「今日は中秋の名月だと言うのに何だか雲行きが怪しい」と思いながら寝袋の中に入った。午前3時雨で目が覚める。雨脚も結構強く寝袋が濡れる。もうどうしようもないのでそのまま瞳を閉じる。ウトウトとしていると今度は雲の切れ間から名月が!手探りでデジカメを取り出し2回ほどシャッターを切ったのが夢か現実か判断できない。


32cmのメスの岩魚



身体が太い感じの岩魚でした

実に2年振りの30cm越えの岩魚でした(^^)V


 翌朝雨は上がっていた。雨の後始末のため予定の出発より30分遅れ上流を目指した。とんでもない山の斜面に顔が引きつり言葉も失い、蜂に刺され、恐怖のあまりデジカメの撮影も忘れ、予定どうり1時間半で到着。そこから川に下降するのもまた一仕事だった。川に降り立ったとき、人を寄せ付けない雰囲気のこの場所に立つ自分に、まだ岩魚も釣ってもいないのに何とも言えない達成感が…。
 その後なんと2年振りに30cm越えの32cmメスの源流岩魚を手にした。帰りの行程を考慮すると釣りに要する時間も極僅か。私の釣果はこの一匹だけだったが、人里から遥かに離れたこの源流の貴重な体験に満足し帰路に着く。


釣り上げた貴重な岩魚は早速塩焼きに!




ついに黄色いツリフネソウを見つけました


足場30cmの断崖絶壁から恐る恐る眼下の本流を激写!



夜中雲の切れ間から一瞬顔を出した中秋の名月

 

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