釣りを長く続けていると人から教えてもらったり、自身の経験等から釣りに関する自分なりの常識が身に付く。それは岩魚が居付く場所であったり、気象条件や川の水量で使う餌や毛鉤であったり、障害物があってなかなか竿を入れれない場所には大物が潜んでいるであったり、見える魚は釣れない(奥に行くと見える魚が結構釣れますが)であったり…。そうそうこういうのもありますよ!「バラした魚はその日は釣れない」ってのもね。


流れの側に居るだけで癒されますね。マイナスイオンのお陰?





朝早くに釣れた1匹。まだ眠気まなこ?





なかなか満足のいくサイズが…!





今日はミミズの餌釣りで勝負しました


 6月10日(土)、日の出は日に日に早くなり、この日は午前4時半頃となっていた。日の出と共に竿を出す釣りスタイルの私にとって起床も午前2時半と、当然早くなる。「何でお金も貰えないのにこんなに頑張れるのだろう」と自問自答。それは趣味だからでしょう(納得)
 もう辺りが明るくなった頃に車止めに着き、そこからはひんやりとした空気の中、小鳥のさえずり、川のせせらぎを聞きながら暫しの間散策。気持ちが良いはずなのだが頭がまだ完全に目覚めていない。予定通り5時前には竿を出せた。直ぐに少し小さい最初の1匹を手にした。そこからは思い通りに事が進まず、散策、撮影がメインとなる。

天然の滑り台?滑滝の上から





朝露に濡れている甲虫。玉虫色が綺麗でした。





綺麗な岩魚が釣れると、疲れも吹っ飛びますね!





釣り人はいつも岩魚が着いている場所を注意深く探しています。





大きな木は存在感がありますね!





色的に良い感じの岩魚をアップで!


 「数年前はよく釣れたのにな」と釣り人の決まり台詞を吐く。それでもメインの岩魚や花、木、風景などの画像をいっぱい撮れたので、満足して納竿。そして充実感いっぱいで帰り道。この帰り道が結構お気に入り!
 キョロキョロと被写体を探しながら歩いていると最後の堰堤(これより上流を釣り上がった)の側で、今年の大雪の影響で草が伸びるのが少し遅いせいか川まで降りていく道がはっきりと確認できた。餌のミミズも先程逃がしてきたし、どうしたものかと思案していたが、何故か「おいでおいで」と手招きしているようで、「今日は大きいの釣っていないし、時間もあるし頑張ってみますか!」


「昔は良く釣れたのにな」は、釣り人の口癖です('▽') アハハ





朝早く起きて来た甲斐がありました!





岩魚だけ見ている釣りから、周りも見える釣師になりました!





今日初めてずっしりと重さを感じた岩魚!





27〜8cmでしょうか





朝露に濡れているサンカヨウ。花弁が透けています!


 タモで川の中を探ると意外と簡単に大きい川虫を数匹確保。その生きのいい川虫を針に付け、堰堤の左から順に流してみると中央付近でアタリが…。アワセを入れ27〜8cmの岩魚が上がってきた。まだ餌があるので今度は堰堤の右側を…。すると直ぐにまたアタリが。竿が大きくしなりアワセを入れもなかなか水面に上がってこない「これは大物」と思った瞬間、フワッとバレてしまった。釣り人なら誰でも経験した事がある脱力感でへたり込む。気持ちを切り替えてもう一度挑戦だ!と、竿を見ると糸が無い。途中で糸が切れたのだ。あの大物岩魚はこれから針と糸を付けたまま生きていかなきゃならないのか…。



この岩魚が二度針掛りした尺岩魚です!





釣り上げた後は夢心地状態でした!





今晩は幸せな気分で眠りにつけますよ!





顔の傷は歴戦の勇士を物語っているのでしょうか





今日は良い思い出をありがとう!それではサラバ!


 罪悪感に苛まれながら、仕掛けを作り直し素早く餌を先程のアタリのあったポイントに投入。するとまたまたアタリが…。竿がまたもや大きくしなり大物の予感。アワセを入れ慎重に持ち上げる。水面に現れた岩魚は予想どうりの大物。水面を滑らせるように寄せてタモに入れる。なんという充実感!なんという幸福感。早速針を外して記念撮影を…。と、やたらに糸が絡んでいる。針を外したが何だか違和感が。おやっ!針がもう一つ。それに切れた長い糸もある。これは間違いなく先程糸ごと逃がした岩魚に間違いない。「良かった良かった回収できて!」罪悪感も吹っ飛んでタモの中の尺岩魚を心置きなく撮影し続けた。

 

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