9月13日(日)午前6時近場の渓流に立っていた。前日の土曜日に白峰の渓流に行く予定だったが生憎の雨で一日延ばすことに。早めに就寝しようと床に入ったところ突然雷雨が降ってきて、「明日はどうしようか」と悩みながら寝入った。翌朝億劫な気分で目を覚まし何処へ行こうか思案する。最近朝早く起きて遠くの渓流に行くのが面倒に感じるようになってきた。そろそろ渓流引退の時期だろうか。





 渓流に足を入れるとそこは笹濁りをとおり越し、川床の岩が見え辛い程のアメリカンコーヒー状態と呼ぶべきか。本日未明まで雨が降っていたのだろうか?水量は多めだが身の危険を感じるほどでもなく、おそらく今までが渇水で水量が少なかったのであろう。前日の天気予報では晴れになっていたが空は今にも雨が降りそうな暗くて不穏な空模様であった。





 最初は竿を出さず上流を目指す。倒木にウスヒラタケの残骸を見付けた。
 突然黒い空から強い雨が降ってきて、ゲリラ豪雨という言葉が頭を過ぎった。右岸も左岸も逃げ場が無い。いやいや地図上では右岸に登山道、左岸に林道があるのだが実際辿り着けるかどうかは分からない。慌てて合羽を着込みザックにカバーを掛けた。身の安全を考え10mほど戻ったところで雨が小降りになりまだ竿を出していないことを思い出す。「少しだけ竿を出そう」




 これだけの濁り、餌にミミズを選ばなかった事を後悔する。仕方なくブドウ虫を針に掛け第1投目。すると驚くほど小さな岩魚が口いっぱいに餌を頬張って現れた。またいつ雨が強く降ってきて遡行中断しなければならないか分からないので記念撮影(笑)






 釣りの途中花を見付けると、竿を置いてついつい撮影タイム。これは野菊の仲間でしょうか?
 今日は不穏な空模様でどうも調子が出ないと落胆しながら目の前の小さな落ち込みに竿を出す。すると根掛りしてしまった。「本当に今日は付いてない」と一歩前へ踏み出すと根掛りが少し移動した。「根掛りが移動する?まさか…」竿を立てるとまたもや移動する。「これは大きい
少しのやり取りの後ゆっくり水面に顔を出させる。その姿に慌ててしまいイッキに岸に寄せようと持ち上げて全ての姿が現れた途端針が外れた。これがへぼつり師たる由縁でしょうか。「尺は優に超えていた。一生の不覚」暫し呆然。






 これでこの渓流には大物が居る事が判明したのだから頑張ろうと気持ちを入れ替え直ぐ上の落ち込みへ。アタリがあるがやがて餌を放す。ここの渓流の岩魚は釣り人が多いせいか、こんなに濁りが入っていてもやたら警戒心が強い。今度こそ!とその上のA級ポイントに竿を入れる。「きた!」竿が大きくしなり、慎重に?ゴボウ抜き。岸で活き良く跳ね回る岩魚は大きかった。






 玉網に入れ暫し撮影会。







 撮影終了時にメジャーで計測するとジャスト30cm。胴回りも太くてドッシリ。これで今年は竿納めしてもイイかな!でも釣り落とした岩魚は確実これより大きかったな(涙)














 尺岩魚を釣り上げた後は何だか気が抜けて淡白な釣りに。








 最近は1匹イイ感じの岩魚を釣り上げると満足してしまう。
































 やがて集中力も途切れ最後の滝壺より随分手前で納竿することに。















 青空になったと思ったら急に暗くなり雨が落ちる。今日は本当に面倒な天気ですね。








 トリカブトの花。下方から逆光気味に撮ると少し雰囲気が変わりますね。








 虻の仲間でしょうか?キツリフネの蜜を吸っている。








 蜜を吸っているクマ蜂。空中でホバリングする姿を撮りたいのですが難しいですね。花に止まった姿ですらまともに撮れません。







 この渓流ではツリフネソウとキツリフネの割合は8:2ぐらいでしょうか。







 何年も通っている渓流ですが今年初めて目にしたシロバナツリフネ。1株だけ見付けました。今まで釣りに熱中しすぎてそこに生えていても見えなかったのかもしれませんね。







 これも秋の渓流でよく見かけるアキギリ。確実に秋の気配が感じられた渓流でした。
 


 

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