私が通っている渓流の一つに、木々にまだ葉が生い茂っていない早春時期限定に林道から見える滝がある。以前釣仲間から意外と簡単に滝が巻けると聞いた事があるが私自身挑戦した事が無かった。
 9月19日(日)その滝に挑戦するため夜が明ける前に渓流に向かった。すっかり明るくなった頃に川に到着し林道に車を止め一旦本流に下降する。着地点が尺上の実績が数度あるプール状の1級ポイント。先を急ぐ山行であったが竿を出さずに居られない。昨晩山では大雨が降ったのか濁りが凄く水量も多かった。直ぐに良型のヤマメを手にし撮影開始。まだ夜明け前の暗さが残る中、奇跡的に1枚ピントが合っていた。




 増水気味の流れに気を付けながら本流を少し下り、例の滝がある枝沢に入る。枝沢に入っても直ぐには滝の全貌が見られず、暫くは私が好む如何にも岩魚が居付きそうな階段状の渓流だった。この渓相がどこまで続くのか分からなかったので竿を出さなかったが、意外と竿を出せるポイントがあったので後悔する。徐々に傾斜がきつくなり5〜6mの滝を3つほど越えたところで最終の滝が見えた。「落差といい、両脇の岩壁の状態といい、私のレベルじゃ無理」「でも、まあ、滝の真下まで行って見物しよう」




 滝の下から上を眺めると、右側の少し離れた斜面を登れそうな雰囲気で試しに少し取り付くことに!雨で濡れた斜面は滑りやすく、細い木の枝を数本束ねて握り締め一歩づつ上へ。時には滑り落ち数歩後退。時にはつかむ木の枝が無くてシダ植物の根に近い部分に恐る恐る身を委ね…。そして少しの積もりが滝上と同じくらいの高さに自分が居る事を確認した。川までの距離は200m位だろうか?




 今回はこれくらいにして滝を撮影しながら下降しましょうか!次回(来シーズン)は準備を確り整えて再挑戦です。







 実は滝上に行くには私が知っているだけで3ルートある。地図上ではあと1ルートありそうですが。そこで何度も釣りをした事もあるし、結構良い思いもした事がある。






 滝を撮るにはどの程度のシャッタースピードすれば良いのか?露出補正はどの程度か?そういった経験や知識が少ないので同じ構図でシャッタースピードと露出補正を変え何枚も撮る。






 今日は初めてのルートを試す事と滝の撮影でした。







 朝方横切った本流が気になりますね。あの濁り方はもしかして爆釣かも!






















 コップを洗うときに使えそうなサラシナショウマ







 本流に辿り着くと明け方より若干濁りは薄れているが、でもまだ沈んでいる岩が確認できないほどであった。早速竿を出す。これだけ濁りが入ると本来は匂いの強いミミズが有利なのだろうが、餌のブドウ虫には可哀相だが匂いで魚をおびき寄せようと一度針で突き汁を出してから針に掛ける。餌を川に投入すると直ぐにアタリがある。今日は警戒心が微塵も無いようだ!




 餌を入れる度にアタリがある。この流域はヤマメと岩魚の共存地域で、でもヤマメの数の方が多いのだろう素早く餌だけを上手に食べてしまう。時には10cm以下の赤ちゃんやマメまで釣れてしまう。






 見る見るうちに餌のブドウ虫が減っていくが型の良い岩魚も釣れて大満足!








 今シーズンは大雪で始まり釣行回数も少なかったです。尺岩魚も釣れなくて残念でした!







 キョトンとした顔が可愛いですね。そろそろ納竿です。







 林道まで必死でよじ登り息を整えていると道の脇にアケボノソウを見つけた。花自体地味で注意しないと見過ごしそうな花だが、上から臨み込むと不思議な幾何学模様で印象は一変する。アケボノソウを目にすると渓流シーズンもそろそろ終わりだなという気がしてくる。





 どこにでも見にするミゾソバだがジックリ眺めると結構味わい深いですね!







 車を止めてある場所までゆっくりブラブラ歩いて、ふと空を見上げればうろこ雲。暑い暑いと嘆いてばかりいましたがゆっくりブラブラ秋になってるんですね!
 

 

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